書籍詳細

図解 消防設備の基礎

山田信亮/打矢瀅二/井上国博/三上孝明/今野祐二:著

サイズ・頁数 B5判・224頁
ISBNコード 978-4-8163-5158-7
価格(税込) 3,080円
発行日 2011.12.09

内容紹介

消防設備についての解説書です。消防設備といっても、その種類はさまざまです。本書では、消火設備、警報設備、避難設備、消火用水、排煙設備などについて、平易な文章によるていねいな解説と、豊富に掲載しているイラストで、具体的にわかりやすく解説しました。

目次

1章 火災と消火・防火のしくみ

1 火災の実態

2 燃焼の4要素

3 火災の危険

4 火災の分類

5 消火の原理

6 防火対象物と特定防火対象物

7 防火管理者による防火管理

8 耐火構造・耐火建築物

9 不燃材料・準不燃材料・難燃材料

10 防火区画と防火設備

11 消防用設備等

12 消防用機械器具等の検定制度

13 消防用設備等の性能規定化

14 消防用設備等の定期点検報告制度

15 工事・整備の着工届けの提出

16 消防設備士の業務

17 消防設備士試験

18 消防設備点検資格者

19 危険物の規制・管理

20 指定可燃物の規制・管理



2章 消火設備

1 簡易消火用具

2 消火器の種類

3 消火器の設置基準

4 屋内消火栓設備

5 屋内消火栓設備の設置基準

6 屋内消火栓設備の操作方法

7 スプリンクラー設備

8 スプリンクラー設備の設置基準

9 スプリンクラー設備の作動のしくみ

10 スプリンクラー設備の付属機器とドレンチャー設備

11 消火設備の加圧送水装置

12 消火設備の加圧送水装置の付属品

13 消火設備の加圧送水装置の能力

14 屋内消火栓設備の消火ポンプの吐出量と揚程

15 スプリンクラー設備の消火ポンプの吐出量と揚程

16 特殊な消火設備

17 水噴霧消火設備

18 泡消火設備の概要と構成

19 泡消火薬剤

20 泡消火設備の付属機器

21 泡消火設備の薬剤と水の混合方法

22 低発泡放出口と高発泡放出口

23 不活性ガス消火設備

24 ハロゲン化物消火設備

28 粉末消火設備

29 粉末消火設備の消火薬剤

30 屋外消火栓設備

31 動力消防ポンプ設備

32 パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備



3章 警報設備

1 自動火災報知設備

2 自動火災報知設備の設置基準

3 自動火災報知設備の感知器

4 自動火災報知設備の発信機

5 自動火災報知設備の受信機

6 自動火災報知設備の音響装置

7 ガス漏れ火災警報設備

8 ガス漏れ火災警報設備の検知器

9 漏電火災警報器

10 漏電火災警報器の変流器、受信機

11 消防機関へ通報する火災報知設備

12 非常警報器具・非常警報設備

13 非常ベル・自動式サイレン

14 放送設備(非常用放送設備)

15 住宅用防災機器

16 住宅用防災機器の設置基準



4章 避難設備

1 避難器具の役割と設置基準

2 避難はしご

3 避難ロープ・滑り棒

4 避難用タラップ・避難橋

5 緩降機

6 滑り台

7 救助袋

8 垂直式救助袋と斜降式救助袋

9 誘導灯と誘導標識

10 いろいろな誘導灯

11 誘導灯・誘導標識のシンボル

12 誘導灯の非常電源と有効範囲



5章 消火用水、消防活動上必要な設備

1 消防用水

2 消防用水の設置基準

3 消防用水の有効水量

4 連結散水設備

5 連結散水設備の設置基準

6 連結散水設備の送水口と送水区域

7 連結送水管

8 連結送水管の設置基準

9 非常コンセント設備

10 無線通信補助設備

11 非常電源の種類

12 排煙設備の目的

13 自然排煙方式と機械排煙方式

14 自然排煙方式の性能

15 機械排煙方式の性能

16 機械排煙方式の機器

17 防災センターと総合操作盤



付録 消防用設備のトラブル事例と対策