書籍詳細

史上最強図解 これならわかる!電磁気学

遠藤雅守

サイズ・頁数 A5判・344頁
ISBNコード 978-4-8163-5683-4
価格(税込) 2,200円
発行日 2014.08.11

内容紹介

初めて電磁気学を学ぶ大学生を対象に、電磁気学の体系を図解とともに丁寧に解説。苦手な人が多い数学概念については、スカラ場とベクトル場、場の微分・積分、座標系といった基礎からしっかりフォロー。授業でつまずいてしまった人から電磁気学の面白さをもっと知りたい人まで、おすすめの一冊です。

目次

■第1章 電磁気学を学ぶ前に 1電磁気学の歴史

2スカラ量とベクトル量

3「場」という考え方

4座標系とベクトル

5場の積分

6物理量の単位と次元

■第2章 クーロンの法則と電場

1原子の構造と電荷の正体

2導体と絶縁体

3クーロンの法則

4分布電荷と電荷密度

5近接作用と遠隔作用

6電場

7電気力線

演習問題

■第3章 ガウスの法則 1電束密度と電束

2ガウスの法則(積分形)

3ガウスの法則の応用

4ベクトル場の発散(div)

5ガウスの発散定理

6ガウスの法則(微分形)

7導体と電場①

8導体と電場②

演習問題

■第4章 静電ポテンシャルとエネルギー 1仕事とエネルギー

2静電ポテンシャル

3静電ポテンシャル場①

4静電ポテンシャル場②

5ポテンシャルと電場の関係

6静電エネルギー①

7静電エネルギー②

8コンデンサー

演習問題

■第5章 誘電体と電束密度 1誘電体とは

2電気双極子モーメント

3物質の誘電率

4誘電体と電場

5誘電体とコンデンサー

6誘電体と静電エネルギー

演習問題

■第6章 電流と磁場 1電流と磁場,その発見の歴史

2電流の定義

3電流素片と磁場

4ベクトルの内積と外積

5ビオ・サバールの法則

6アンペールの法則(積分形)

7ベクトル場の回転(rot)

8アンペールの法則(微分形)

9アンペールの法則の応用

10磁場と特殊相対性理論

演習問題

■第7章 電流とエネルギー

1ベクトルポテンシャル

2電流系のエネルギー①

3電流系のエネルギー②

4インダクタンス

演習問題

■第8章 磁性体と「磁場の強さ」 1磁石の正体

2磁性体とは

3物質の透磁率

4磁性体を含む系のHとB

5ヒステリシスと飽和

演習問題

■第9章 電磁誘導とマクスウェル方程式 1電磁誘導

2ファラデーの電磁誘導の法則(積分形)

3ファラデーの電磁誘導の法則(微分形)

4電束電流とアンペール・マクスウェルの法則

5マクスウェル方程式の発見

6電磁波とは

7マクスウェル方程式と電磁波

8真空の光速度

9電磁波の性質

演習問題